2型糖尿病|【公式】せたがや仙川クリニック|調布市 京王線仙川駅の糖尿病内科・甲状腺内科・内科・アレルギー科

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2型糖尿病

2型糖尿病|【公式】せたがや仙川クリニック|調布市 京王線仙川駅の糖尿病内科・甲状腺内科・内科・アレルギー科

2型糖尿病とは

2型糖尿病

2型糖尿病(Type2Diabetes)は、高血糖(血糖値が正常範囲を超える状態)が持続する慢性的な疾患の一種です。この疾患は、インスリンの効果が不足、または細胞がインスリンに対する耐性をもつことにより発症します。

特徴

  1. 高血糖(高血糖症)
    2型糖尿病の主要な特徴は、血液中の糖(ブドウ糖)の濃度が高いことです。これはインスリンの不足または細胞のインスリン耐性に起因します。
  2. インスリンの不足または耐性
    通常、インスリンは血糖値を調節するために必要です。2型糖尿病の患者では、体が必要なだけインスリンを生成できないか、生成したインスリンを十分に活躍できないため、血糖値が上昇します。
  3. 症状
    2型糖尿病の症状には、多飲・多尿、体重減少、疲労感、視覚の変化、傷の治癒が遅いなどがあります。

2型糖尿病の発症リスクの高い方

  1. 肥満または過体重
    肥満や過体重は、2型糖尿病の最も一般的なリスクの要因です。過剰な脂肪組織はインスリンの効果を妨げ、高血糖のリスクをたかめます。
  2. 運動不足
    運動不足は、体内の血糖の正常な調節を様違えることがあり、2型糖尿病のリスクを増加させます。運動は体重の管理にも役立ちます。
  3. 遺伝
    家族歴に2型糖尿病がある場合、遺伝的要因が2型糖尿病のリスクを高めることがあります。
  4. 年齢
    年齢が上がるにつれて、2型糖尿病のリスクは増加します。特に40歳以上の人々によく見られます。
  5. 食事習慣
    高カロリー、高脂肪、高糖分の食事を摂ることは、2型糖尿病のリスクを増加させることがあります。不健康な食習慣は肥満や高血糖を引き起こす可能性が高いです。
  6. ストレス
    慢性的なストレスは、血糖値の管理に悪影響を及ぼすことがあり、2型糖尿病のリスクを高めることがあります。
  7. 喫煙
    喫煙は2型糖尿病のリスクを増加させます。喫煙は血管の損傷や炎症を引き起こし、インスリンの効果を低下させる可能性があります。
  8. 高血圧
    高血圧も2型糖尿病のリスク因子の一つです。高血圧と高血糖は相互に影響し合い、合併症のリスクを高めます。

2型糖尿病のリスクを減少させるためには、健康的な食事、適切な運動、体重管理、ストレス管理、禁煙などの健康的な生活習慣を実践することが重要です。めた、定期的な健康診断と医師の指導を受けることも2型糖尿病の早期発見と管理に役立ちます。

どのような症状が出たら病院に行くべき?

2型糖尿病の症状は軽度から重度までさまざまであり、一部の人は症状をほとんど感じないことがあります。しかし、以下の症状が現れた場合、特に高血糖の症状や合併症がある場合は速やかに医療機関に相談をしてください。

  1. 頻尿(多尿)
    通常よりも尿を頻繁に排出することがある。
  2. 多飲(喉の渇き)
    常に喉が渇く感じがすることがあり、大量の水分を摂取する。
  3. 過度の飢餓感
    十分に栄養を摂取しているはずなのに常に飢餓感を感じてしまう。
  4. 急激な体重減少
    食事量や運動量に変化がないのに急激に体重が減少する。
  5. 視覚の変化
    眼のかすみ、焦点が合わないこと、視界の変化がある場合は、糖尿病性網膜症の可能性があるため早急に医療機関受診をするべきです。
  6. 皮膚の感染症
    頻繁な真菌感染症(例:カンジダ感染症)、皮膚潰瘍、傷の治癒が遅いなど、皮膚に関連する問題がある場合。
  7. 手の痺れや痛み
    糖尿病性神経障害の症状が現れることがあります。手足の痺れや痛み、感覚の異常を引き起こすことがある。
  8. 高血糖合併症の症状
    高血糖が長時間続くと、症状が進行する可能性があり、重篤な合併症(糖尿病性ケトアシドーシスや高浸透圧性高血糖状態)が発生するため、医療専門家の診断と治療が不可欠です。
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