スマートウォッチで血糖を測ることに関する注意点を専門医が解説します!
「針を刺さずに血糖値が測れるなんて、なんて便利なんだろう」——手軽なスマートウォッチに、そう期待を寄せる方も多いかもしれません。しかし、糖尿病専門医の立場から断言します。現時点で、日本で販売されている製品で、医学的に血糖値を正しく測定できるものは存在しません。
不正確な数値を信じた自己判断は、かえってあなたの健康を深刻な危険にさらす可能性があります。実際に消費者庁や米国のFDA(食品医薬品局)までもが強い警告を発しているこの問題。この記事では、なぜスマートウォッチでの血糖値測定が危険なのか、そして命に関わる事態を招きかねない理由を、専門家が徹底解説します。
なぜスマートウォッチでの血糖値測定は危険なのか
「針を刺さずに血糖値が測れるなんて、なんて便利なんだろう」
スマートウォッチの広告を見て、そう思われた方も多いかもしれません。
もし本当に正確に測定できるなら、日々の血糖管理の負担が大きく減る、
素晴らしい技術であることは間違いありません。
しかし、糖尿病専門医の立場から明確にお伝えします。
日本で販売されているスマートウォッチで、血糖値を医学的に正しく測定できる製品はありません。
不正確な数値をもとに自己判断で行動してしまうことは、
かえってご自身の健康を深刻な危険にさらす可能性があります。
日本糖尿病学会や日本糖尿病協会といった専門機関も、
強い懸念を表明しています。
この記事では、なぜスマートウォッチでの血糖値測定が危険なのか、
その理由を一つひとつ丁寧に解説していきます。
大切なご自身の体を守るために、一緒に正しい知識を身につけていきましょう。

針を刺さない(非侵襲)血糖値測定の仕組みと技術的な限界
現在、インターネット通販サイトなどで見かける血糖値測定を謳う製品の多くは、
「光学センサー」で測定すると説明されています。
これは、時計の裏側から皮膚に光を当て、
その反射や吸収の具合から血糖値を推定しようという試みです。
しかし、この方法には技術的に非常に大きな壁があります。
私たちの皮膚の下には、血液だけでなく、水分、筋肉、脂肪など、
光の進み方に影響を与える様々な物質が混在しています。
それらの中から血糖値(グルコース)の情報だけを、
正確に抜き出すことは、現在の技術では極めて困難です。
世界中の研究機関では、体を傷つけずに血糖値を測る「非侵襲(ひしんしゅう)」、
つまり針を刺さない技術の開発が長年進められています。
-
中赤外光方式
特定の波長の光を使い、グルコースだけを測定しようとする技術です。
-
光音響方式
皮膚に光を当てて発生するごくわずかな音を拾って測定する技術です。
これらの技術は将来的に期待されていますが、まだ研究開発の段階にあります。
国から医療機器として承認された製品は、世界に一つもありません。
現在市場に出回っているスマートウォッチは、
これらの確立された研究とは異なり、医学的な根拠が乏しいのが実情です。
医療機器として承認された血糖測定器との精度の決定的な違い
国から「医療機器」として承認されるためには、
その製品が「安全」かつ「有効」であることを証明する、
非常に厳しく精密な検査をクリアしなければなりません。
血糖測定器においては、国際標準化機構(ISO)が定める、
厳しい精度基準を満たすことが絶対条件となります。
現在、日本で承認されている血糖測定器は、大きく分けて2種類あります。
| 種類 | 測定方法 | 特徴 |
|---|---|---|
| 自己血糖測定器 (SMBG) |
指先などを細い針で穿刺し、 血液中の糖を直接測定する |
その瞬間の血糖値を正確に把握できます。 血糖測定の基本となる方法です。 |
| 持続血糖測定器 (CGM/FGM) |
腕などに貼ったセンサーで、皮下の 「間質液」という体液の糖を連続測定する |
血糖値の変動(トレンド)がわかります。 針を刺すのはセンサー装着時のみです。 |
これらの承認された医療機器でさえ、測定にはわずかな誤差が生じます。
特にCGM/FGMは、血液そのものではなく間質液を測るため、
実際の血糖値とは10分程度の時間差や数値のズレが出ることが知られています。
そのため、急激な血糖変動が疑われる場合や、
低血糖の症状がある時には、指先穿刺での確認が必須です。
一方で、血糖測定を謳う未承認のスマートウォッチは、
このような厳しい基準を全くクリアしていません。
ある研究では、スマートウォッチが示す値と承認された測定器の値を比較したところ、
精度が著しく劣っていたことが報告されています。
精度の保証がない数値を信じることは、
誤った情報に基づいて治療方針を決定するようなもので、非常に危険です。
消費者庁や厚生労働省が注意喚起する未承認医療機器の問題点
スマートウォッチによる血糖値測定の問題は、世界的な懸念事項となっています。
アメリカのFDA(食品医薬品局)、つまり日本の厚生労働省にあたる機関も、
「針を刺さずに血糖値を測定するスマートウォッチ等を絶対に使用しないように」
と、極めて強い警告を公式に発表しています。
FDAは、「これらの機器の不正確な測定値は、糖尿病管理における誤りにつながり、
インスリンの過剰投与による、生命に関わる重大な低血糖を引き起こす可能性がある」
とまで具体的に言及しています。
この世界的な動きを受け、日本の厚生労働省や消費者庁も注意喚起を行っています。
問題点として、以下のような点が挙げられています。
-
健康被害の恐れ
誤った数値に基づく判断で、治療が適切に行われないリスクがあります。
-
誇大広告の問題
あたかも医療機器として承認されているかのような誤解を招く広告です。
-
なりすましサイト
有名な健康機器メーカーの名前を無断で使用した、偽の販売サイトの存在です。
このように、国の機関が繰り返し注意を呼び掛けているのは、
未承認の製品によって国民の皆様の健康に、
深刻な被害が及ぶことを防ぐためです。
手軽さに惹かれても、安易に手を出さないようにしてください。
「医療機器認証」マークがない製品を使用する具体的なリスク
日本国内で正規に販売される医療機器には、
国がその品質、有効性、安全性を認めた証として、
「医療機器認証番号」や「医療機器承認番号」が必ず表示されています。
このマークがない製品を健康管理に使うことには、
以下のような具体的なリスクが伴います。
【糖尿病の治療を受けている方】
-
インスリン量の調整ミス
不正確に高い血糖値を信じてインスリンを多く注射し、
意識障害などを引き起こす重い低血糖に陥る危険があります。
逆に、不正確に低い数値を信じれば高血糖状態が続いてしまいます。 -
高血糖の放置
実際は高血糖でも、スマートウォッチが低い数値を示したため安心してしまい、
高血糖緊急症(ケトアシドーシスなど)につながる危険性があります。
【健康診断などで血糖値が高いと指摘された方】
-
受診機会の損失
実際は治療が必要な血糖値にもかかわらず、デバイスの数値が正常範囲だったため、
安心して医療機関への受診が遅れてしまう可能性があります。
その間に病状が進行し、合併症のリスクが高まります。
【健康管理に関心のあるすべての方】
-
異常値の見逃し
危険な高血糖や、自覚症状のない低血糖が起きていても、
デバイスがそれを検知できず、対応が遅れてしまう可能性があります。 -
誤った安心感
不正確な数値を信じて「自分は大丈夫だ」と誤解し、
本来であれば見直すべき生活習慣の改善機会を逃してしまいます。
これらのリスクは、いずれも命に関わる重大な事態につながりかねません。
大切なご自身の体を守るためにも、
必ず国が承認した医療機器を使用するようにしてください。
スマートウォッチの血糖値を信じることで起こりうる最悪の事態
「針を刺さずに、手軽に血糖値が測れるなら試してみたい」
血糖管理をされている方であれば、そのように思われるお気持ちは、とてもよくわかります。
しかし、その手軽さの裏には、命に関わるほどの大きな危険が潜んでいることをご存知でしょうか。
現在、インターネット通販などで見かける血糖値測定を謳うスマートウォッチは、国がその安全性と有効性を認めた「医療機器」ではありません。
不正確な数値に基づいて自己判断してしまうことで、取り返しのつかない事態を招く可能性があります。
ここでは、糖尿病専門医の立場から、起こりうる最悪の事態について一つひとつ具体的に解説します。

糖尿病治療中の方が陥るインスリン量調整の誤りという罠
インスリン治療を行っている方にとって、血糖値の自己測定は治療の根幹をなす、非常に重要な医療行為です。
食事の前や就寝前などに測定した血糖値は、インスリン量を調整するための、いわば「治療の羅針盤」です。
この羅針盤がもし狂っていたら、船が目的地にたどり着けないどころか、座礁してしまうのと同じです。
医療機器として承認されていないスマートウォッチの数値を信じることは、極めて危険です。
【危険なケース1:実際より高い数値が出た場合】
-
インスリンの過量投与
実際よりも高い血糖値を信じてインスリンを多く注射してしまう危険があります。
-
重症低血糖の発症
インスリンが効きすぎると、血糖値が異常に低下する「重症低血糖」に陥ります。
冷や汗や動悸から始まり、意識が朦朧として、最悪の場合は昏睡状態に至り、命を落とすこともあります。
【危険なケース2:実際より低い数値が出た場合】
-
インスリンの過少投与
実際よりも低い血糖値を信じると、インスリンの注射量が不足してしまいます。
あるいは、注射そのものを見送ってしまうかもしれません。 -
高血糖緊急症のリスク
高血糖状態が続くと、吐き気や激しい腹痛、脱水などを引き起こす「糖尿病ケトアシドーシス」といった、緊急入院が必要な急性合併症のリスクが高まります。
日本糖尿病学会や日本糖尿病協会といった専門機関も、これらの機器を治療に用いないよう強く警告しています。
不正確な数値は、まさに命に関わる罠となりうるのです。
自己判断で数値を放置し重篤な合併症につながる危険性
危険なのは、インスリン治療中の方だけではありません。
健康診断で血糖値の高さを指摘された方や、糖尿病予備群と診断された方が、未承認のスマートウォッチを使うことにも大きなリスクが伴います。
例えば、健康診断では「要受診」と言われたのに、スマートウォッチでは「正常範囲」と表示されたとします。
多くの方は、「機械もこう言っているし、まだ大丈夫だろう」と安心してしまい、医療機関への受診を先延ばしにしてしまうのではないでしょうか。
この「偽りの安心」が、実は最も怖いのです。
自覚症状がないまま高血糖状態が水面下で進行し、気づいたときには深刻な合併症が始まっている可能性があります。
【放置することで進行する重篤な合併症】
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糖尿病網膜症
目の網膜の血管が傷つき、進行すると失明に至る可能性があります。
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糖尿病腎症
腎臓の機能が低下し、最終的には人工透析が必要になることがあります。
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糖尿病神経障害
手足のしびれや痛みから始まり、感覚が麻痺して足の壊疽(えそ)を起こし、切断に至ることもあります。
これらの三大合併症に加え、心筋梗塞や脳梗塞といった、命に直結する病気のリスクも著しく高まります。
適切な治療を開始する大切なタイミングを逃すことで、将来の健康を大きく損なうことになりかねません。
血糖値スパイクの確認目的であっても推奨できない理由
最近では、健康やダイエットへの関心から、食後の血糖値の急上昇、いわゆる「血糖値スパイク」を気にされる方も増えています。
「治療目的ではないから、参考程度に見るだけなら問題ないのでは?」と考える方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、たとえ健康管理目的であっても、私たちは血糖値測定を謳うスマートウォッチの使用を推奨できません。
理由は主に3つあります。
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そもそも数値が不正確であること
表示される数値の信頼性が担保されていないため、本当に血糖値スパイクが起きているのか、どの程度の上昇なのかを正しく把握することができません。
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誤った生活習慣につながる危険性
実際には血糖値が急上昇する食事でも、デバイスが低い数値を示せば「この食事は大丈夫」と誤解し、不適切な食生活を続けてしまう可能性があります。
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正しい知識を得る機会を失うこと
不正確な数値に一喜一憂するだけで、専門家による栄養指導や運動療法といった、科学的根拠に基づいたアプローチを受ける機会を逃してしまいます。
「参考程度」という軽い気持ちが、かえって健康から遠ざかる結果を招く可能性があるのです。
家族(特に高齢者)に使わせると思わぬ健康被害を招く可能性
ご高齢の親御さんの健康を心配し、「手軽に測れるなら」とプレゼントを検討されている方もいらっしゃるかもしれません。
そのお気持ちは非常に尊いものですが、善意が思わぬ健康被害につながる可能性があることを知っておく必要があります。
特に高齢者の場合、以下のような特有のリスクが考えられます。
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情報を鵜呑みにしやすい
デジタル機器に不慣れな場合、表示された数値を疑うことなく信じ込んでしまう傾向があります。
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自己判断による受診控え
「時計の数値が正常だから病院に行かなくても大丈夫」と自己判断し、体調の変化があっても我慢してしまう可能性があります。
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重症低血糖のリスク
高齢者は、低血糖になっても典型的な症状(冷や汗など)が出にくく、「なんとなく元気がない」「ぼーっとしている」といった変化しか見られないことがあります。
不正確な数値を信じて食事や薬を調整すると、命に関わる低血糖の発見が遅れる危険性が高まります。
大切なご家族の健康を守るためにも、まずは信頼できる医療機関にご相談ください。
不確かな情報に頼るのではなく、ぜひ私たち専門家と一緒に、医学的に正しく、安全な方法で健康管理を行っていきましょう。
痛みや手間を減らして血糖値を正しく管理するための具体的ステップ
スマートウォッチのような手軽な機器で血糖値を管理したい、というお気持ちは、毎日血糖管理と向き合っている方であれば当然のことだと思います。
指先を刺す際のチクッとした痛みや日々の手間は、治療を続ける上で大きな負担になることも、私たちはよく理解しています。
しかし、治療において最も大切なのは「正確な数値」に基づいて、ご自身の体を守ることです。
幸いなことに、医療の進歩は目覚ましく、痛みや手間を大幅に減らしながら、血糖値を正確に管理できる、国が承認した医療機器が登場しています。
ここでは、安全かつ快適に治療を進めるための具体的な選択肢と、安心して治療を受けていただくためのステップを、専門医の立場から丁寧にご紹介します。

指先穿刺が不要な持続血糖測定器(CGM/FGM)という選択肢
毎日の指先穿刺の代わりに、体の負担を大きく減らしながら血糖値の変動を把握できる医療機器があります。
それが「持続血糖測定器(CGM)」や「フラッシュグルコースモニタリング(FGM)」と呼ばれる機器です。
■持続血糖測定器(CGM/FGM)とは?
500円玉くらいの大きさの丸いセンサーを腕などに貼り付け、皮下にある「間質液(かんしつえき)」という体液に含まれる糖の値を、自動で測定し続ける医療機器です。
代表的な機器には「FreeStyleリブレ」などがあり、これらの機器は医療機関で医師の指導のもと使用されます。
<CGM/FGMの主な特徴>
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指を刺す回数が大幅に減ります
一度センサーを装着すれば、最長で2週間、指を刺すことなく血糖の動きを把握できます。痛みが苦手な方にとって、大きなメリットです。
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血糖値の変動がグラフで見えます
食事や運動、睡眠中など、24時間の血糖値の動きが線グラフで表示されます。何を食べると血糖値が上がりやすいかなど、ご自身の体の特徴が一目でわかります。
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測定がとても簡単です
スマートフォンや専用の読み取り機をセンサーにかざすだけで、いつでも現在の血糖値の目安を確認できます。
ただし、専門医として知っておいていただきたい注意点もあります。
この機器が測定しているのは、血液中の糖(血糖値)そのものではなく、細胞の周りを満たしている間質液中の糖の値(グルコース値)です。
間質液の糖は、血液から染み出してくるため、実際の血糖値の動きとは約10分程度の「時間の遅れ」や、数値の「ずれ」が生じることがあります。
特に、低血糖が疑われる時や、急激に血糖値が変動している時など、正確な判断が求められる場面では、指先穿刺による血糖値の確認が原則として必要になります。
自分の血糖値を正確に把握するための検査と診察の流れ
ご自身の体の状態を正しく知ることが、適切な血糖管理の第一歩です。
そのためには、まず医療機関で正確な検査を受けることが欠かせません。
一般的に、医療機関では以下のような流れで検査や診察が進められます。
【当院での一般的な検査・診察の流れ】
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受付・問診票のご記入
気になる症状や生活習慣、これまでのご病気のことなどについてご記入いただきます。どんな些細なことでも、遠慮なくお書きください。
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医師による問診
問診票をもとに、専門医がさらに詳しくお話を伺います。不安なことや疑問に思っていることを、何でもお話しください。
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身体測定・採血・採尿
血圧や体重測定のほか、血液検査や尿検査を行います。血液検査では、その時の血糖値だけでなく、「HbA1c(ヘモグロビンエーワンシー)」という数値を調べます。
これは、過去1〜2ヶ月間の血糖値の平均点がわかる、いわば「血糖コントロールの成績表」のようなもので、普段の様子を把握するために非常に重要です。 -
結果のご説明と治療方針のご相談
検査結果をもとに、現在の体の状態をわかりやすくご説明します。その上で、お薬のことや食事、運動のことまで、あなたのライフスタイルに合わせた治療計画を一緒に考えていきましょう。
持続血糖測定器(CGM/FGM)を使用する場合でも、まずはこうした基本的な検査でご自身の正確な状態を把握することが、治療のスタートラインとなります。
血糖管理に関する不安や悩みを専門医に相談するメリット
血糖値の管理は、時に孤独を感じたり、思うようにいかずに落ち込んだり、本当に大変な道のりだと思います。
そんなときこそ、私たち専門医を頼ってください。専門医に相談することには、たくさんのメリットがあります。
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あなたに合った治療法を一緒に探します
お薬の種類や量は、一人ひとりの体の状態や生活リズムによって全く異なります。専門医は多くの選択肢の中から、あなたにとって最適な治療法を一緒に探すお手伝いをします。
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治療に関する正しい医療情報を提供します
持続血糖測定器のような新しい医療機器についても、メリットだけでなく、注意点も含めて正確な情報をお伝えします。不確かな情報に惑わされず、安心して治療に臨んでいただけます。
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合併症の予防という本来の目的に繋がります
糖尿病治療で本当に大切なのは、将来起こりうる合併症(目や腎臓、神経の病気)を防ぐことです。専門医は、合併症を防ぐための定期的なチェックやアドバイスも行います。
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精神的な負担が軽くなるようサポートします
「数値が悪いと医師に怒られるのでは…」と心配される方もいらっしゃいますが、私たちはあなたを責めることはありません。専門医は、患者さんの状況を理解し、治療がうまくいかない時も一緒に原因を考え、次の一歩を応援するパートナーとしての役割が期待されます。
一人で抱え込まず、ぜひあなたの不安や悩みをお聞かせください。
まとめ
今回は、スマートウォッチでの血糖値測定に潜む危険性と、正しい血糖管理の方法について解説しました。
手軽さに魅力を感じるお気持ちはよくわかりますが、2024年現在、国が承認した製品は一つもなく、表示される数値に医学的な根拠はありません。
不正確な値を信じてしまうと、インスリン量の調整ミスや受診の遅れなど、命に関わる深刻な事態につながる危険性があります。
大切なのは、ご自身の体を守るために、承認された医療機器で正しく血糖値を把握することです。
痛みや手間を減らす「持続血糖測定器」といった選択肢もありますので、血糖値に関するお悩みは、一人で抱えずに、ぜひお気軽に専門医へご相談ください。