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せたがや仙川クリニック

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糖尿病内科

Diabetes medicine

Diabetes medicine糖尿病内科

糖尿病とは

誰もが食事をすると、一時的に血糖値が高くなりますが、「インスリン」というホルモンがすい臓から分泌されることで、時間とともに正常値に戻ります。ところが、このインスリンの分泌量が少なくなる・もしくはインスリンが分泌されてもうまく機能しなくなると、血糖値が高い状態が続いてしまいます。これが、「糖尿病」です。

糖(グルコース)は体にとって重要なエネルギー源で、血液によって全身に運ばれます。そのため、体に糖が足りなくなると、私たちの体は食べ物から糖分を吸収したり、肝臓に蓄えていた糖を血液中に放出したりします。逆に血糖値が高くなると、血糖は細胞に取り込まれてエネルギー源となり、余分な糖は筋肉や肝臓、脂肪組織に貯蔵されます。このように、体の中の糖の量は一定の範囲に保たれているのですが、糖尿病になるとその調節ができなくなって血糖値が高いままになってしまいます。

まずは下記チェックリストより、複数当てはまるものがあれば糖尿病の可能性がございます。お気軽にご相談ください。

糖尿病のチェックリスト
  • 昔と比べて最近太ってきた
  • 尿の量が多い気がする
  • すぐに疲れてしまう
  • 体がいつもだるい
  • いつも喉が渇いている
  • 食事をきちんと摂っているのにお腹がすく
  • 1日3食食べているのに体重が減ってきた
  • 目がかすんで見にくい
  • 家族や親戚など、血縁者に糖尿病の人がいる
  • 味の濃いものや脂っこいものをよく食べる
  • 日常生活で運動をほとんどしない
  • 健康診断の血糖値が高め

糖尿病の検査

※糖尿病フローチャート

糖尿病フローチャート

血液中のブドウ糖(血糖)がどれくらいあるのかを調べていきます。食事によって、血糖値は上がったり下がったりするため、食事前の「空腹時血糖値」や一定量のブドウ糖を水にとかしたものを飲み、その後血糖値がどう変化するかを調べる「75g経口ブドウ糖負荷試験」、そして食事 の時間を考えないで測定する「随時血糖値」があります。

(1)空腹時血糖値の測定

何も食べていない空腹状態で測る血糖値を指します。

(2)75g経口ブドウ糖負荷試験(75gOGTT)

現在糖尿病の疑いある方に、強く実施が推奨されています。
具体的には、下記のいずれかに当てはまる方です。

  • 空腹時血糖値が110~125mg/dL
  • 時間関係なく測定した血糖値が140~199mg/dL
  • HbA1cが6.0~6.4%(ただし、口渇、多飲、多尿、体重減少などの糖尿病の症状が存在する場合を除く)

さらに将来的に糖尿病になるリスクが高いと考えられる方でも、実施が推奨されています。具体的には、下記のいずれかに当てはまる方です。

  • 空腹時血糖値が100から109mg/dL
  • HbA1cが5.6~5.9%
  • 濃厚な糖尿病の家族歴や肥満が認められる

1型糖尿病

1型糖尿病は、膵臓のインスリンを出す細胞が、壊されてしまう病気です。インスリンがほとんど出なくなることが多く、1型糖尿病と診断されたら、治療にインスリン製剤を使います。
世界的には糖尿病全体の約5%が1型糖尿病と言われています。若い方を中心に幅広い年齢で発症し、生活習慣が関わる2型糖尿病とは、原因、治療が大きく異なります。

2型糖尿病

元々の遺伝的要素に加えて、食べ過ぎや運動不足などの生活習慣の悪化が加わって発症する糖尿病が、2型糖尿病と呼ばれるものです。
2型糖尿病はゆっくりと進行していくため、発症しても最初は自覚症状はみられません。
治療をせず血糖値が高い状態のまま長期間が経過すると、尿の回数や量が増えたり、やたらと喉が乾いて水をたくさん飲みたくなったり、体重が減少するといった症状が出てきます。

妊娠糖尿病

女性特有の糖尿病になります。妊娠中、子宮にある胎盤ではインスリンを壊す酵素が作られたり、インスリンの作用を抑えるホルモンが分泌されたりするため、妊娠をきっかけに現れた糖の代謝異常のことです。妊婦さんのうち7~9%は妊娠糖尿病と診断されます。妊娠糖尿病は、妊娠前から糖尿病にかかっている人は当てはまりませんが、すでに糖代謝異常があるので、妊娠糖尿病と同じように血糖管理が必要です。高血糖状態が続くと、母子の健康に影響を与えてしまいます。

合併症に悩まされることのないような医療を目指して

糖尿病は今や国民病と呼ばれるほどに増え続けており、血糖コントロールが悪い状態が継続することは、神経障害、網膜症、腎症の三大合併症をはじめとした全身の合併症が出現する危険につながります。
しかし、わが国の糖尿病の95%を占める2型糖尿病の実情は、かなり長い年月病状がないため無治療に放置され、そのために合併症に苦しむ方が少なくありません。

当医院では、糖尿病があっても合併症に悩まされることのないような医療を目指して、患者さんおひとりおひとりの糖尿病の状態に合わせて治療方針を検討し、患者さんご自身と一緒に考えながら、ライフスタイルに合わせたきめ細かい治療をご提案させていただきます。

院内検査では血糖値、ヘモグロビンA1c(グリコヘモグロビン)測定器を設置しており、当日に検査結果をご説明し、治療方針を決定しています。また、外来でのインスリン導入や血糖自己測定の指導も行います。
食事、運動療法にも力を要れ、管理栄養士による栄養指導も開設しており、充分な時間をかけた教育やセルフケアに関する支援を行っております。

Complicationsこの他、糖尿病に伴う合併症の評価を適宜行います。

糖尿病の初期においては、健康診断などで尿に糖がでている、血糖値がやや高いと指摘はされることがあっても、そのころはまだ自覚症状のない方がほとんどです。
この状態を数年放置すると持続的な高血糖によって全身の血管が障害され、合併症による症状が出現することがあります。

三大合併症

おもに全身の細い血管が障害されて症状が起こります。いずれも初期には自覚症状がないため、定期的な検査が必要です。

  1. 1神経障害

    三大合併症の中で最も早く出る症状です。手足のしびれ、怪我や火傷の痛みに気づかない等、手足の末梢神経障害の症状が出ます。
    そのほか筋肉の萎縮、筋力の低下や胃腸の不調、発汗異常、立ちくらみ等、様々な自律神経障害の症状も出ます。

  2. 2網膜症

    網膜の血管が悪くなり、視力が弱まります。重症化すると失明する場合もあります。また、白内障になることも多いといわれています。
    定期的な検査、また合併症を早期に発見し加療することで失明への進行を阻止する必要があります。
    当医院では眼科へご紹介のうえ定期的に検査します。

  3. 3腎症

    尿検査でのアルブミン尿あるいは蛋白尿、血液検査などで評価します。腎臓の糸球体という部分の毛細血管が悪くなり、適切な治療をせずに進行すると、腎臓の機能が停止し(尿が作れなくなる)、腎不全の状態になります。人工透析になる原因の1位がこの糖尿病腎症です。

    人工透析とは

    透析装置を使用し、人工的に血液をろ過して毒素を取り除く療法です。人工透析には、次の2種類があります。

    血液透析
    腕の血管から血液を透析装置に送り、ろ過して老廃物を取り除いた血液を再び体に戻します。
    1回4時間程度掛かり、それを週3回程度行う必要があります。
    腹膜透析
    透析装置の代わりに自分の腹膜を利用します。腹腔内に透析液を入れると、腹膜を通過した血液から老廃物が透析液に滲み出ます。透析液は1日4回程度取り替えます。

その他の合併症

脳梗塞、脳卒中、心筋梗塞、皮膚病、感染症、下肢閉塞性動脈硬化症、など。
当院では、胸部レントゲン、心電図、CAVI(血管年齢測定)、便潜血検査なども必要に応じて行います。

Treatment of diabetes糖尿病の治療

実行可能で継続できる治療を『一緒に考えながら』進めてまいります

糖尿病の治療方法は、患者さんの状態によって多様です。 基本的には食事、運動ですが、患者さんご自身と一緒に考えながら、実行可能で継続できる治療を進めてまいります。何より糖尿病のコントロールを改善することが、怖い合併症を出さないために必要です。

お薬が必要な場合には、患者さんの病状にあわせて、生活習慣、年齢を加味して選択します。また飲み薬で対応できなければ、インスリンなどの注射での治療も必要となる場合もありますが、患者さんおひとりおひとりの糖尿病の状態に合わせて適切な治療方針を検討いたします。合併症をおこさないために、血糖値だけでなく、血圧、高脂血症の治療もあわせて行う必要もあります。

糖尿病のコントロールを良くし、患者さんおひとりおひとりが大きな合併症を招くことなく社会生活に支障のない日々を送っていただきたいというのは、私どもスタッフの共通した願いです。

糖尿病療養指導

看護師による糖尿病療養指導を行っています。インスリン注射や血糖測定方法の説明、日常生活での困ったことなどの相談・質問をお受けしています。
行動医学的手法を用いてセルフケア行動に向けての支援や、療養に関する精神的なケアを行います。

  • 尿糖
  • 血糖自己測定
  • インスリン自己注射
  • 低血糖について
  • 日常生活の注意点
  • その他、生活に関するご相談

糖尿病栄養指導

医師の指示のもと、糖尿病や脂質異常症など、病状の改善に食生活の改善が必要と判断された方に対して個別に管理栄養士による栄養相談を行っています。

皆さんの生活や家族背景などをお伺いして、「実行可能で続けられること」を一緒に考えてまいります。今までの生活習慣を少しでも改善していただき、健やかにすごしていただけるようサポートさせていただきます。

血糖測定

日本の糖尿病患者の95%以上を占める2型糖尿病のほとんどは、多尿・多飲などの症状があらわれ、痛みなどはないので気づかない間に病気が進行してしまいます。症状がひどくなった時には、すでに合併症になっていた、そんなことのないよう定期的に検査を受け、病状を正しく認識しなければなりません。

糖尿病のもっとも重要な指標、血糖値を測ることで病状を的確に知ることができます。当院では痛みの少なく測定しやすい測定器を導入しております。