アレルギー科|せたがや仙川クリニック|調布市 京王線仙川駅徒歩1分

東京都調布市仙川町2丁目21-13 仙川ビルB館3階(1階ローソン)

電話アイコン03-3305-3400

友だち追加

糖尿病初診予約はこちら
MENU

アレルギー科

Allergy Department

アレルギー科|せたがや仙川クリニック|調布市 京王線仙川駅徒歩1分

Allergy test

アレルギー検査

各種アレルギー検査(食物・花粉等)を行っております。

アレルギー症状を引き起こしている原因をアレルゲンと呼びます。何がアレルゲンなのかを調べるアレルギー検査は採血をするだけの簡単なものです。アレルゲンには実にさまざまなものがあるので何がアレルゲンになっているのかはそれぞれの項目を検査する必要があります。お気軽にご相談ください。

Asthma

喘息

気管支喘息とは、気管支(気道とも言います)の粘膜に慢性的に炎症が起きる結果、気管支の内腔が狭くなり、気管支が様々な刺激に対して過敏になる結果、咳や痰、呼吸困難などの症状が急に起き、繰り返す病気です。誘因・原因は様々ですが、わが国で最も多いのは、抗原となるタンパク質(アレルゲン)を吸入することで気管支にアレルギー・免疫反応が生じて発症するタイプです。この他に、運動や特定の薬剤を服用することで同様の症状を引き起こすことあがり、それぞれ運動誘発喘息、アスピリン喘息と呼ばれています。

Atopic dermatitis

アトピー性皮膚炎

アトピー性皮膚炎は、痒みのある湿疹が体や四肢の左右対称にできる慢性的な皮膚疾患で、良くなったり悪くなったりを繰り返します。皮膚症状が、患者さんの年齢によって変化するのも特徴的です。

アトピー性皮膚炎の原因は、まだはっきりとはわかっていませんが、遺伝的な体質に加え、食生活や環境的要因が影響して発症すると考えられています。アトピー性皮膚炎の治療には外用治療と内服治療があります。

Sublingual immunotherapy

スギ花粉の舌下免疫療法

スギ花粉症のアレルゲン免疫療法

人体には細菌やウイルスといった外敵が体内に入り込んだ際、それら外敵から体を守るために免疫という機能が備わっています。 ところが、そのために働くはずの免疫機能が、何でもないアレルゲン物質を外敵と勘違いして起きるのが一般的に言われているアレルギー反応というわけです。

つまり、この免疫機能の勘違いを正す治療方法がアレルゲン免疫療法なのです。 治療の原理として、免疫機能が外敵と判断しないくらいに微量のアレルゲン物質を体内に取り入れていきます。それを少しずつ増して、徐々に慣らすように取り入れることによってアレルギーの発生をおさえるのです。

※この治療は、指定認可を受けた医師のみ実施できます。当院院長は指定認可医師です。

治療の流れ

はじめに、スギ花粉症であるか正しく判断する必要がありますので、採血などの検査を行います。
その上で治療を希望される方へ、治療内容のご説明を行いご納得頂いてから実際の治療を開始します。

実際の治療は、スギ花粉エキス剤を舌の下に滴下し2分間そのままの状態を維持した後に飲み込みます。これを3年~5年の間、1日1回滴下します。

最初の2週間は「増量期」として少量から初めて少しずつ増やし、「維持期」となる3週目からは同じ量を維持します。 従来の注射による皮下接種法と比較して副作用もほとんどなく、ご自宅などで好きな時に治療を行うことができます。

治療開始時期

初めてこの治療を行う方の受付は、学会の指導により花粉症のシーズンからは開始できません。
今シーズンの治療をのがしてしまった方は、花粉飛散時期には開始はできないため、スギの花粉シーズンが終わってからの治療開始となります。

治療期間

長期間の継続治療が必要です。まずは、2年ほど舌下アレルゲン療法を行い、効果を確認します。ある程度効果のある方には4~5年間の治療をお勧めします。
舌下免疫療法は、即効性のある治療ではなく。長期間の治療が必要です。
花粉症の症状を一時的に押さえる治療ではなく、免疫を変え、体質を改善し長い期間かけて少しずつ良くしていくという治療です。

※効果・治療期間には個人差があります。

対象年齢

  • 高齢者のかたは、適応外ではありませんが、効果のある方の割合がやや少なくなると予想されます。
対象とならない方
  • 重度の気管支喘息患者
  • 65歳以上の高齢者
  • 妊娠中、授乳中、妊娠希望の方
  • 悪性腫瘍治療中の方
  • 重い心臓の病気を合併している方
  • 免疫不全などの病気の方治療で免疫抑制剤を使用している方
Sublingual immunotherapy

ダニアレルギーの舌下免疫療法

ダニアレルギーの舌下免疫療法

ダニ(ハウスダスト)アレルギーの治療法の一つに、アレルゲン免疫療法があります。アレルゲン免疫療法は、以前は皮下に注射する皮下免疫療法しかありませんでしたが、近年、舌の下に治療薬を滴下する「舌下免疫療法」が登場しました。

ダニを含むエキス(治療薬)の量を少量から始めて徐々に増やし、繰り返し服用することによって体を慣らしていくことでアレルギー反応を起こさないように仕向けていき、ダニアレルギーを治癒に導く治療法です。
当院では、ダニアレルギーの舌下免疫療法を行っておりますので、治療をご希望の方は、ご相談ください。

ダニアレルギーの舌下免疫療法の流れ

  1. 1診察・問診・血液検査

    ダニ花粉症かどうかの診察・問診・血液検査

  2. 2診断

    ダニ抗原によるアレルギー性鼻炎の確定診断が必要です。

  3. 3初回投与

    適応が確認できたら、院内にて初回投与します
    (1日目だけは、医師の監督のもと医療機関で服用します)。

  4. 4お薬の増量期(3日間)

    原則として最初の3日間は毎日の服用量が異なりますが、状態に応じてこの期間を延長することがあります。 1回100単位を1日1回舌の下に入れて服用を開始します。1回の服用は100単位ずつ、300単位まで増量していきます。

  5. 5維持期(治療は3年以上の継続が勧められています)

    ※維持量(決まった量)を毎日、自宅で服用します。

    ※定期的な受診を要します。

治療開始時期

ダニの治療はいつからでも始められます。

検査でスギ花粉症の可能性が全くないと判断できればいつでも開始できます。スギ花粉症を合併している方については、スギ花粉の飛散期を避けて治療を開始したほうが良いでしょう。

治療期間

効いているかどうかは、1~2年経たないとわかりません。効果があれば、合計4~5年間の治療をお勧めします。短期間で治療を終えると、治療終了後の効果も長くは持続しないと言われます。また、途中で治療を止めると、最初からやり直しとなりますので、根気よく続ける必要があります。

対象年齢

  • 当院では、15歳以上(高校生以上)の方を対象に治療の対応をしております。
こんな方へオススメです
  • 治療期間が長期にわたっても、治癒(ダニに対するアレルギーがなくなる)を望む
  • 飲み薬やスプレーをしても、症状が軽くならない
  • 飲み薬だと、眠気などの副作用がひどい
  • 数年内に妊娠の希望や予定は無いが、将来妊娠した際に薬が使えないのが不安