HbA1cが高い|【公式】せたがや仙川クリニック|調布市 京王線仙川駅の糖尿病内科・甲状腺内科・内科・アレルギー科

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HbA1cが高い

HbA1cが高い|【公式】せたがや仙川クリニック|調布市 京王線仙川駅の糖尿病内科・甲状腺内科・内科・アレルギー科

HbA1c(ヘモグロビンエーワンシー)とは?

HbA1c(ヘモグロビンエーワンシー)は、糖尿病の診断や管理に使用される血液検査の指標です。HbA1cは、ヘモグロビンという赤血球内のタンパク質に糖分(グルコース)が結合した状態を測定します。 過去2~3ヶ月間の平均血糖値を示します。

血糖値が過剰に高い状態が続くと、その影響を受けヘモグロビンが糖化(糖と結合)しやすくなります。HbA1cは、この糖化の程度を測定し、患者の平均血糖コントロールを評価するために使用されます。

通常、以下のような一般的な範囲があります

HbA1cが5.6%未満 正常範囲
HbA1cが5.6%から6.4%まで 糖尿病前段階(前糖尿病)または高リスク群
HbA1cが6.5%以上 糖尿病が強く疑われる

HbA1cは、糖尿病の診断や治療効果のモニタリングに使用し、血糖値コントロールの改善を目指す際にも指標となります。

HbA1c(ヘモグロビンエーワンシー)の値が高いとどうなる?

  1. 糖尿病の診断と管理
    HbA1cは、過去2~3カ月間の平均血糖値を示す指標で、高い値は糖尿病の可能性を示唆します。通常、HbA1c値が一定の基準を超える場合糖尿病の診断を検討し、糖尿病を管理するための治療計画を立てます。
  2. 合併症のリスク
    高いHbA1c値は、糖尿病に伴う合併症(網膜症、腎症、神経障害、心血管疾患など)のリスクを増加させます。
  3. 症状の悪化
    HbA1c値が高い場合は、糖尿病に関連する症状(多尿、多飲、体重減少、疲労など)が考えられます。これにより、日常生活の質が低下する可能性があります。
  4. 感染症のリスク
    高血糖は免疫系に影響を与え、感染症(特に尿路感染症や感染皮膚症)のリスクを増加させる可能性があります。
  5. 血管障害
    高血糖は血管にダメージを与え、血管硬化や血管炎のリスクを高めることがあり、これにより心臓や血管に関連した健康問題が発生する可能性があります。
  6. 目の健康への影響
    高血糖は糖尿病網膜症のリスクを増加させ、視覚障害や失明の原因となります。
    高いHbA1c値を改善するためには、生活習慣の改善(バランスのとれた食事、適度な運動、ストレスの管理)、糖尿病薬の正しい使い方、インスリン療法などが必要です。糖尿病管理に関する個別のアドバイスは、医師や医療専門家から受けることが重要です。
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